†交易の基本
交易は各都市に開かれた交易所での売買差額によって利益を出すのが基本的な流れです。
でも、なにを買っても儲かるというわけではありません。
１ 相場を見極める
商人は「会計」スキルによって現在の相場を見ることができます。交易の基本は「安く買って高く売る」ことですので、このスキルを持っていないと交易で利益を出すのは難しいとおもいます。
a=現在の相場傾向 b=相場グラフ c=現在の価格、平均価格と比較した現在の相場
この表で最も重要なのは、cの項目「現在の相場」になります。
とりあえず99％以下の値段で買って101％以上で売るだけでも最低限の利益は確保できます。
aの矢印は今後の値上がり値下がり傾向をあらわすマークです。
図ではオリーブ油はちょっと待つことでもう少し利益を出すことができそうですが、古美術品は粘ってもさらに値下がりするだけなようです。
２ 自国の同盟都市で買い物をする
キャラクターの所属する国籍とその都市を支配する都市の関係は交易品の価格に直接影響します。
現在調べたところでは他国での価格を100％とするなら自国及び同盟国での価格は約88％であるようです。
基本的に自国と同盟都市で買えばどこ行っても儲かります。
この修正は買い値だけですので、自国他国の差は売却価格には影響しません。
製品版では売却価格も同盟／非同盟の影響を受けます。
３ 地域によって人気商品が異なる
大航海時代Onlineでは、地域によって買い取り価格が大幅に上乗せされる交易品があります。
端的な例はオスマントルコ圏の都市の火器と武具の買い取りプラス修正（詳細別項参照）でしょう。
この他にも様々な「黄金航路」が設定されていますので、それを探し当てることが商売繁盛への道です。
４ 堅実な定番商品、一獲千金の投機品
交易品は「食料品」「工芸品」「香料」など、いくつかのカテゴリーにわけられます。
これらのカテゴリーのには都市や相場によって大きく価格差がでるものと、比較的相場が安定しているものの２種類があります。
食料品はどこへ持っていってもコンスタントに利益が出ますが、
貴金属や美術品は価格が大きく変動します。場合によってはせっかく遠くまで運んでも不良在庫になってしまうものもあります。船の積載量や資金に余裕がないうちは高額な贅沢品は避けるのが賢明です。ある程度レベルアップして裕福になったら高額の贅沢品をメインに買い付けましょう。
ただし、交易品のなかにはほとんど利益が出ない地雷もあります。ヴェネチアのコショウとヤッファの石油は避けましょう。
ポイントとしていつも相場が定価割れしてる交易品はヤバいです。いつも相場が高騰してる交易品はたいてい人気アイテムです。
５ 値切りとふっかけ
商人の「会計」スキル「値切り」と「ふっかけ」は必ず行いましょう。
ポイントはそのタイミングです。自国と同盟都市では会計レベルに応じて複数回試みることができますが、他国では成功失敗にかかわらず1度きりしかできません。
船倉の空きスペースの関係でたいてい売却のあとで買付をすると思うのですが、特産品などのや高利を見込める商品を買い付ける場合などは売却時のふっかけを見送って買付時に値切りをするのも手です。
会計スキルのレベルは成功率ではなく、値引き値上げ率に影響します。
６ 利益重視ならこまめに売り買い 経験値稼ぎは大量売却
理想は全部売り全部買いです。不良在庫を無くし船倉をめいっぱい使って売買をしたほうが結局儲かります。
ただ、商人レベルの経験値は売却利幅（売値と買い値の差額）が大きければ大きいほど「飛躍的に」増加します。
売却利益１万ドゥカートを１０回繰り返す場合より1度で１０万ドゥカート一気に売却するほうが経験値は格段に多く稼げるようです。そのかわり不良在庫をめいっぱい抱えることになりますので、利殖には向いていません。
７ 生産スキルを利用する
自社生産品は儲かります。
調理スキルでしたら「小麦→小麦粉」「ブタ→豚肉→ラード」、工芸スキルでしたら「サトウキビ→砂糖」縫製スキルなら「ニワトリ/アヒル→羽毛」と、素材加工することで莫大な利益を出すものがあります。
たまに大成功するといくらか経験値もはいりますし。
８ PCに売る
生産スキルが無く、交易経験値も欲しくない場合は交易所前のPCに売ってしまいましょう。
特に、交易所の相場が120％を超えているような時はよその都市に持っていっても利益が出ませんので即売りです。一方で買い手のPCは店頭相場に合わせて高い価格をつけざるを得ないので、売り手にとっては有利になります。
ＰＣ売り需要があるのは基本的に生産品の原料とクエスト用の調達課題です。
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