船上の生活
 帆船に乗り組んでいる船員たちは今日の基準からするとたいへん野蛮な生活を送っていました。船員はたいていの場合強制的に乗船させられ、腐った食料と不潔な環境の中で元気に働き、死んでいきました。
彼らが「もう我慢の限界でさぁ」っていうくらいならもうよっぽどなのです。

<帆船の歴史>
<帆の種類について>



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大工道具
効果:船耐久度回復。消耗品。
価格:
名工の大工道具 
効果:船耐久度大幅回復、船体状態異常回復。消耗品。
価格:
予備帆
効果:帆の損傷を修復する。消耗品。
価格:
予備舵
効果:舵の損傷を修復する。消耗品。
価格:
 帆船には船匠と呼ばれる船大工が乗り込んでいて、ノコギリとノミと木槌さえあれば予備の木材でたいていの修繕はしてしまったようです。海水と風雨に晒される船体は航海を続けるうちにあちこちが痛んできます。船匠は船食虫が食い破った船底の穴を塞いだり、折れた帆桁を取り換えたり腐った甲板材を張り直したりしていました。海戦がはじまると船匠はさらに忙しくなります。砲弾によって船体の至るところに穴が開き、大量の海水がなだれ込んできますが、この穴に詰め物をして浸水を止めるのも重要な仕事でした。
 帆は専門の製帆職人が修繕していました。



安眠のハンモック
効果:船員の不眠解消。消耗品。
価格:
 15世紀、コロンブスの部下は西インド諸島の原住民が「ハルモルカス」という釣りベッドに寝ているのを目にします。これをまねてつくったのがハンモックです。このおかげで船員達は不衛生でじめじめした甲板に直に寝る苦痛から解放されました。
 後に、ハンモックは船員1人につきふたつ支給され、ローテーションを組みます。ハンモックは固くきっちりとたたまれているかどうか、鉄の輪をくぐらせてチェックを受けました。ハンモックは戦闘時に舷側のネットに詰めて並べられマスケット銃弾用の防壁にしたのですが、巻きが甘いと弾が抜けてしまうのです。


気晴らしの酒樽
効果:船員の不満の解消。消耗品。
価格:
盟約の美酒
効果:船員の忠誠度があがる。
価格:
 船員には食事と共に必ず酒が支給されていました。逆に酒の配給が止まると反乱の危険がありました。
 一般的なのはグロックと呼ばれる水で薄めたラム酒ですが、ビールやワイン、ブランデーも積まれています。船員の給料は下船時にまとめて支払われる(か、あるいは一切支払われない)のが慣例で、船内での報償は酒で支払われていたようです。

船歌の楽譜
効果:船員の不安の解消。消耗品。
価格:
望郷のカリヨンベル
効果:船員のホームシック解消。消耗品。
価格:
 平民出身の船員は船内の娯楽として下品な歌をよく歌ったようです。この他の船員の娯楽としてはバクチや入れ墨彫り、鮫殺しゲームなどがありました。



清潔のデッキブラシ
効果:甲板の汚れを奇麗にする。ネズミ発生の予防。消耗品。
価格:
 帆船の時代、甲板の清掃はデッキブラシではなく、聖書と呼ばれる(つまりだいたいそれくらいのサイズの)石の板を使っていました。少量の水と砂をまいた甲板をこの石版でゴリゴリとこすって汚れを削り落としていました。船上では真水は貴重だったので、掃除もなるべく水を使わない方法で行われていたのです。

懲罰のロープ
効果:船員の喧嘩を鎮める。消耗品。
価格:
 懲罰のロープの使い方は様々です。基本になるのは、一端に結び目を作ったロープを適当な長さに切り揃えて9本束ねてムチを作ることです。これで叩かれると背中にひどい裂傷を残すことから「九尾の猫」と呼ばれる悪名高い懲罰用具です。
  むち打ちの回数は罪状の重さに比例して決まりました。反乱罪はむち打ち200回です。最も重いのは「艦隊一周」で、罪人を乗せたボートが艦隊を一巡りするあいだずっとムチ打たれるという刑です。一周するうちにたいてい死んだそうです。
 この他のロープの使い道として「船底くぐりの刑」や「マスト落としの刑」があります。「船底くぐりの刑」とは、舷側から反対の舷側まで船底をぐるっとロープを通し、そこへ罪人を縛りつけて船底をくぐらせる刑です。船底にびっしりと張り付いたフジツボで体をヤスリがけされるので、引き上げてみたら頭が無くなっていたということもよくありました。「マスト落としの刑」はバンジージャンプみたいなものです。ただし、ゴムではなくロープで足を縛り、手には重りを抱かせて突き落とすので手足がバラバラになってしまいます。




ネコイラズ
効果:船内に発生したネズミを退治する。消耗品。
価格:
ネコの置物
効果:船内に発生したネズミを退治する。耐久品。
価格:
 船内には人間以外にも大勢の同乗者がいました。ネズミ、ゴキブリ、ゾウムシ、蛆虫、船食虫、南京虫、ダニ、シラミなど実にバラエティー豊かでした。帆船の船底はね染み出した海水と人間が捨てた残飯と汚物、バラストの砂が混ざって腐敗しどろどろのヘドロ状になって強烈な悪臭を放っていました。ここがネズミやゴキブリの住み家です。船底からはい上がってくるネズミは船内の衛生状態を一気に悪化させます。ネズミやゴキブリを退治するため船員は総がかりでネズミ退治をしていたようです。
 ネコイラズや猫の置物が使われたかどうかはわかりませんが、最も効果的だった退治法は賞金をかけることだったようです。16世紀、とあるデンマーク船で「1000匹ゴキブリを殺すたびにブランデー1杯を振る舞う」とおふれを出したところ、数日で3万8250匹の死骸が提出されたと記録にあります。


疫病用特効薬
効果:疫病からの回復。消耗品。
価格:
 不衛生な船内と垂れ流しの汚水と不潔な衣服と、偏った食生活によって船内ではたびたび病気が発生しました。疫病にかかった患者は個室に
隔離され薬を飲まされます。当時薬とされていたのは水銀、琥珀、香辛料、砂糖などです。クローブやジンジャーは伝染病に効くとされていたようです。ラム酒も病気の予防に有効とされていたので船員には毎日水割りのラムが支給されました。船倉の殺菌のため硫黄を焚いて有毒ガスを充満させることも行われていました。



手術道具
効果:海戦で減少した船員が復活する。消耗品。
価格:
 手術道具の具体的な中身は大工道具とほぼ同様です。ノコギリ、やっとこ、斧、ナイフ、それと煮立ったコールタールです。船内は病原菌の巣窟だったので、銃砲弾やその破片で負った傷は後日必ず化膿しました。なので手足であればざっくりと切り落としてしまいます。
麻酔はありませんのでラム酒を飲ませてロープを噛ませておきます。次に、助手何人かで押さえつけてなるべく素早く切り取り、切断面を熱したコールタールにつけて消毒&血止めをして一丁上がりになります。
  ちょっとした傷だったら水銀と銅とミョウバンを混ぜたものを塗りました
 当時の外科医は床屋と兼任でした。ちなみに薬剤師はスパイス屋と兼業で、内科医は神学者だったり哲学者だったりしました。



ライムジュース

効果:壊血病からの回復。消耗品。
価格:
 当時、壊血病の原因は「下甲板の濁った空気と塩っけの多い肉の食べすぎ」とされていました。確かに不健康ですけど壊血病とは関係ありません。その治療法が理解されたのは18世紀末ですが、それ以前にもライムの絞り汁が処方されることはありました。なぜ効くのかは解らないものの、何となく効果がありそうだということで、他の様々な秘薬と共に飲用されていたようです。



名医の秘薬
効果:船員の疲労度回復。消耗品。
価格:
 大型船には外科医の他に内科医が乗り込みます。当時の内科医療は神学と哲学と錬金術が混ざったようなほとんど呪術に等しいものでしたので、しばしば致命的な誤診を下しました。従って患者は主のお恵みがあれば回復し、そうでない場合はそのまま死にました。
 疲労回復のための「秘薬」ですから、おそらく粉末にしたエジプトのミイラかクジラの歯あたりでしょう。




消火砂
効果:火災を鎮火する。消耗品。
価格:
 船のバラスト用に積まれていた砂は船内火災の鎮火の他、様々な用途に使われました。甲板の清掃の他、船員の衣服の洗濯にも砂が使われます。また、海戦がはじまる直前には、血で床が滑らないように砲甲板や手術室に大量の砂がまかれました。



手桶
効果:浸水状態からの回復。消耗品。
価格:
 嵐や海戦で傷ついた船体から流れ込む海水をかきだすのも船員の重要な任務です。15世紀のガレオンには専用の手動排水ポンプが取り付けられ、より効果的に排水が可能になります。船底のヘドロと混ざり合った海水は悪臭と病原菌を船全体にばらまきました。


砲兵隊の心得
効果:砲撃の射程が伸びる。消耗品。
価格:
鋼の砲弾
効果:砲撃の威力が増す。消耗品。
価格:
 イングランド海軍は喫水線に穴を空けて転覆させる戦法を好み、フランス海軍やスペイン海軍はマストや索具を破壊して航行不能にする戦法を常用していました。なのでイングランドの砲兵は「船体下を狙え」と命じられ、フランス海軍やスペイン海軍では「船体上を狙え」と命じられました。
  ただし、どこの砲兵でも最初の一発目は敵船に照準せず、必ず手前の海面に着弾させるようにと厳命されていたようです。目標よりも近くに着弾した場合、水柱があがった地点を基準に砲角を修正すれば良いのですが、目標を飛び越えてしまった砲弾は、どのくらい遠くにずれていたのかが解らなくなってしまうからです。



 
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