復元帆船ヴィクトリア号乗船の記録 後編
船尾楼から船首にかけて見下ろしたところで、手前右にミズンマストとミズンに取り付けられたラティーンセイルの一部が見えます。
マストや帆にも触ってみたのですが、残念ながらマストはスチールパイプ製、帆布はナイロン製でした。
船の機関部に関しては安全上「当時の材質を再現」というわけにはいかなかったようです。
船尾楼です。
船尾楼部分は大きく、上下2階構造になっています。
後ろから見た船尾部分です。
ミズンマストにはラティーンセイルが取り付けてあります。
また、黒く潰れてしまっていますが、アーチ型の船長室の窓が二つ見えます。
その窓の内側がこうなっています。船尾楼2階の船長室内部です。
この船唯一のプライベートルームですが、そう広くはありません。
左から、盾、ブレストプレート鎧、椅子とその上にサーベル、椅子の後ろには宝箱?とスペイン式の兜モリオンヘルムが見えます。
船長室には入り口側の窓に面して小さな机がありました。
地図、コンパス、アストロラーベ、砂時計、羽根ペンなどが置かれています。
船尾楼一階の内部。
大きなテーブルが中央に置かれ、食料や大工道具などが壁沿いに無造作に積み上げられていました。船員たちの生活の場だったのでしょうか。
当日はスクリーンでヴィクトリア号の航海の模様を上映していました。
スクリーンの下に見えるのは舵です。
舵のアップ。
これも木材で出来ているのかとおもったのですが、さすがに金属製レプリカですね。
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