†貿易品の価格特性について
品目と地域ごとに変化する交易品の売却価格に関する資料を掲載します。

表１　品目と地域ごとに比較した交易品価格表

価格は「調査時の価格÷相場％」から算出した相場１００％時の価格です。
青は最高価格、赤は原価割れを表します。

銀（貴金属）、古美術品（美術品）、クロスボウ（武具）にイスラム圏修正があるようです。また古美術品はセビリアでも高騰しています。
ただ、チュニスの銀とセビリアの古美術品は低落傾向が激しいようで、確実に利益がでる保証はありません。調査をしたときも実勢価格は６０〜７０％台で原価割れをしていました。
実際の狙い目はオリーブ油と綿花ではないでしょうか。

表2　オスマントルコ圏での「火器」価格修正一覧

セビリアから「大砲」「アルケブス銃」「弾丸」といった火器と「皮革製品」（工芸品）を運んだ場合の売値です。
表の並び順はセビリアからの距離にあわせてソートしてあります。
相場による価格差は数値補正してあります。

シラクサ、アテネ、ジェノバと比較して、アルジェやチュニスなどのオスマントルコ圏内では火器に高値がついています。大砲では+500程度、アルケブス銃では+300、弾丸では+200程度の価格差がみられます。
一方、皮革製品にはそういった価格差はみられません。

遠距離であるほど高く売れるかと思ったのですが、距離そのものでは大きな差は見られません。